たまには読書でも

いろいろ綴ります

児童文学を読んでみよう

 

 

こんにち

 

あなたは子供の頃読んだ本って覚えてますか?

 

私はあまり覚えてません。

覚えてないというよりもあまり本なんて読んでなかったような気がします。

 

感想文の宿題とかあったときなどにしょうがなしに読んだ記憶があります。

何を読んだかも覚えていません。

 

中学生ぐらいの時に友達に勧められてツルゲーネフの『初恋』を読んだ記憶があります。

その時は面白いと思ったのは覚えていますが、内容をほぼ覚えてません。

背伸びをして難しそうな本を読もうとしたときもありました。

カラマーゾフの兄弟』とか『ツァラトゥストラはかく語りき』とか。もちろん挫折しました。

その時の私には難しすぎました。(今でもかも)

 

ほんとに面白いと思って本を読み始めたきっかけは、赤川次郎の小説からだったと思います。

読みやすかったのもあるし、ストーリーもわかりやすかったというのがあったとおもいます。

 

でもその前のよんでおくべき本があったんです。

児童文学です。

 

最近になって、『赤毛のアン』や『秘密の花園』を読んでみたんです。

 

少女小説というイメージもあったので敬遠してたのかもしれません。

はっきり言って「おもしろい」です!

 

もっと早く読んでいればよかったと思いました。

 

読んでみようと思ったきっかけは、宮崎駿の『本へのとびら』という本です。

 

 

本へのとびら  宮崎駿

宮崎駿は皆さんよく知ってると思います。

風の谷のナウシカ』とか『となりのトトロ』とかを作った宮崎駿監督です。その宮崎氏が子供のころに読んだ本の一部が紹介されてます。

宮崎氏が「これはやっぱり面白い」と推薦する50冊の本が紹介されてます。

 

 本を読むようになったきっかけとか、難しい本を無理して読んだりとか、読書に関するエピソードがかかれています。

 

宮崎氏は「自分には児童文学が気質にあってる」と言っています。

 

そしてそれが宮崎駿の原点になってるんだと思います。

 

一部紹介すると

やっぱり面白い名作として『ロビンソン・クルーソー』や『三銃士』、『西遊記』などを上げてます。

確かに名作です。

 

そして、宮崎駿氏が子供の頃に読んだ本が今でも読めるんです。

これってすごいと思いませんか?

何十年と経っても名作は残るんですね。

 

 『赤毛のアン』を読んだ時に序盤から引き込まれました。

アンに感情移入できたんです。

男おまえがか、と思うでしょうが名作は性別をこえるんです。

 

翻訳の上手さなのかも知れません。

私が読んだのは翻訳が村岡花子です。

これしか読んでないので他の翻訳の作はわからないのでがすが、私は感動しましたしアンの感情がよく伝わってきました。

 

次に『小公女』ですが、題名は知ってましたが内容は全然知りませんでした。

お金持ちから貧乏人のどん底に突き落とされても人を思いやり一生懸命生きる少女に、自分はこういられるだろうかって自問してみたりしながら読んでいました。

 

時代背景は違いますが、風景はじゅうぶん想像できます。

 

児童文学読んでみませんか?

児童文学だけではなく名作と云われるものはやっぱりいいですよ!

 

本へのとびらで紹介されてる本だけでも私が知らない本が沢山ありました。

少しづづ読んでみようかなと思ってます。