朝ドラから村岡花子の赤毛のアン
こんにちは
スッキリしない天気です。
さあ一週間の始まりです、張り切って仕事に行きましょう。
とはいってもやっぱり週の初めは憂鬱な人が多いのではないでしょうか。
そんなわたしもその一人です。職場を通り過ぎてどっか行こうかと時々考える時があります。実際にやったことはないですが…度胸がないもので。
ちょっと憂鬱な朝は、朝ドラ観て元気になりましょう!
時間的に観られる人は限られるかもですが。
わたしも週に1,2回ぐらいしか見る機会はないですが、観ているとなかなかおもしろいです。
ある本を読むきっかけになった朝ドラがあります。
その朝ドラが『花子とアン』です。
花子とアンを観て『赤毛のアン』を読んでみたくなったんです。単純です。
『赤毛のアン』 ルーシー・モード・モンゴメリー 1874~1942
カナダ プリンス・エドワード島生まれ
1歳の時に母と死別 祖父母に育てられて教師になる。
30歳から『赤毛のアン』シリーズを書き始める。
花子とアンのドラマで読んでみようと思ったんですからやはり訳は村岡花子じゃなきゃだめなんです。(拘り)
読み始めて数ページ目で泣きそうになりましたね。アンがほんとは男ん子が欲しかった老兄妹(マリラとマシュー)のところに手違いで来てしまったアンが、他の家に引き取られそうになった時、アンが目に溜めた涙、アンがいままで過ごしてきた辛い日々が思い浮かべられて涙が出ました。
とにかく明るいアンはよく喋ります。自分が感じたこと、自分が想像したことなど喋り倒します。
初めはうるさく思っていたマリラも次第にアンのおしゃべりが楽しくなってくるんです。アンが何も話さないと心配でしょうがないぐらいに。
そんなアンにも言われると嫌ことがあるんです。それは赤毛であることを言われるのが何よりも嫌なんです。
アンは自分の髪の色が何よりも嫌でしょうがなかったんです。
後に髪を染めようとして大失敗してしまって学校にも行けないときがあります。
そんなある日学校でギルバートという男の子で「にんじん、にんじん」とバカにされたアンはその男の子と二度と口をききませんでした。
自分がコンプレックスを持ってる部分をバカにされる事はとても嫌ですよね。
そんなアンが繰り広げていく物語はわたしを始終感動させてくれました。
村岡花子の訳だからなのかはわかりませんが、アンの感情が伝わってくるんです。
楽しい時のアン、悲しい時のアン、怒ったときのアンがちゃんと頭の中で笑ったり、涙を流したり、眉毛をつりあげたいするんです。
そしてアンのいるプリンス・エドワードの景色が綺麗にそして長閑に広がって見えてくるんです。
そして、わたしの頭の中を 絢香の『にじいろ』(花子とアンの主題歌)が読んでる間ずーっと流れていました。(ドラマそんなに観ていないのですが)
『赤毛のアン』がこんなにおもしろいとは知らなかった。女の人が読む本だと思って今まで読んでこなかったけど、これは男女問わずに読んでおもしろいと思います。
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