たまには読書でも

いろいろ綴ります

大人のグリム童話

こんにちは

 

ここ何日か暖かい日がつづいてますね。

このまま春が来て欲しいです。

こんな暖かい日は外を散策するのが好きです。見慣れた場所でも何か新しいものを発見

することはがあるんですよね。こんな所にこんなのあったんだってことが時々あるん

です。

 

それが家の中でも時々おこるんですよ。

珍しく本棚を整頓していたら、因みに本棚に入ってる本の数はおよそ200冊ぐらいで

入りきらないで散らかっているのが300冊ぐらいあります。数えたことがないので

正確な数はわからないんですけどね。

 

もっとデカイ本棚買えよって話しですが、そんなに広い部屋でも家でもないんで我慢

してます。

そんな小さい本棚を整理していたら、奥の方から『グリム童話』がみつかったんです。

と言っても普通のグリム童話じゃないですよ。

 

『大人も眠れないほど恐ろしい  初版 グリム童話』  由良弥生 著

 

恐ろしい童話集ですよ。

でも、このグリム童話が原点らしいのです。

 

なにが恐ろしいのか?って思いますよね。

そこで白雪姫をみてみますね。

ストーリーはほとんどの人が知ってると思いますが、簡単に説明すると

「ある国に、白雪姫というとても美しい王女様がいました。白雪姫には継母の女王

がいました。この女王が白雪姫の美しさを妬んで毒りんごで白雪姫を殺害しようと

します。毒りんごを食べた白雪姫は長い眠りについてしまいます。ある国の王子が白

雪姫を好きになり眠っいる白雪姫に口づけをするとなんと白雪姫は長い眠りから目覚め

ます。そして王子と幸せに暮らしました」

 

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こんな話しだったような気がします。

詳しいところは覚えてないので違っていたらごめんなさい。

 

 

そこで、初版グリム童話をみてみると、母親の女王はりんごを使うまでに色々やって

るんですね。

紐で締めたり、毒を塗った櫛を使ったりと何度も殺そうとしているんですね。

りんごで殺すのは同じです。

 

七人の小人も出てきます。王子ももちろん出てきます。

ガラスの棺に入った白雪姫を棺ごと持ち帰った王子ですが、どこに行くにも棺ごと白

雪姫を召使いに運ばせるので、召使いは怒って王子が見ていないところで白雪姫の背

中を「こんな死んだ娘のために、俺達は毎日ひどい目にあってる」といって思いっきり

殴った。そうすると、あなたも想像できますよね?白雪姫の口からりんごのかけらが

飛び出して、白雪姫は眠りから覚めたんです。

 

ちょっとロマンチックではなくなりますね。しかも特に恐ろしくもないし。

 

ちょっと待ってください。一番恐ろしいのは何度も殺そうとしたことでも召使いが白

雪姫を思いっきり殴ったことでもないんです。

白雪姫を殺そうとしていたのは継母ではなく実の母親だったんですね。

 

最近は結構きく事件ですよね。子どもへの虐待なんか毎日のようにニュースになって

ます。継父か交際相手の男が多いかな。いずれにしても子どもへの虐待が耐えませ

んね。悲しいですね抵抗できない小さい子が虐待で亡くなったりするのは。

 

話しが逸れましたが、こんな童話が10話入ってます。

普通のグリム童話を知ってて読むほうが面白いでしょうね。読み比べもいいかも。

 

 

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