たまには読書でも

いろいろ綴ります

聖夜の贈り物

 

こんにちは

 

今年も残すところ3週間ですね。

早いような、寂しいような…。

 

その前にXmasですね。

特に予定はないですし、普通に仕事なのでなんの期待もないですが、クリスマス・キャロルが流れるとなんかワクワクしますよね。

 

そんな聖なる夜に読みたい物語があるんです。

 

 

『聖夜の贈り物』 百田尚樹 著

百田尚樹といえば『永遠の0』『海賊とよばれた男』などが有名ですが、短編集も出してるんです。

 

永遠の0』は泣きながら読んだ記憶があります。

 
 
海賊とよばれた男』はこれこそ昭和の経営者なんだ!を感じました。
こんな経営者今はなかなかいないのではないでしょうか。
 

 

 
そんな稀代のストーリーテラーが贈る聖夜に起きた不思議なそして感動の物語です。
 
クリスマス・イブに会社をリストラになった女性が、ハンバーガーを恵んでやったホームレスからもらった、どんな願いでも3つまで叶えてくれる万年筆が起こす不思議な物語。
 
偶然拾った痩せて片目の猫が起こす奇跡の出会い。
 
ガンで亡くなっていく若い女性が病院のベットの中で経験した奇跡の一生。
 
嘘をついて付き合った人に対し後悔に苛まれ別れを決めた女の人が偶然乗ったタクシーで奇跡の再会。
 
人生に絶望して街を彷徨って偶然たどり着いた教会で出会った生きる勇気をくれた牧師さん、その奇跡の正体は。
 

さすが百田尚樹と言わずにはいられないくらいの内容です。

私は涙腺が崩壊しっぱなしでした。

これは、聖夜だから起こり得る奇跡なんです。

 

万年筆の3つの願いが、願いといえば何故3つなんだろうと疑問に思ってしまった。

4つでも5つでもいいじゃないかと思ってしまうのは私だけでしょうか。

 

百田尚樹氏の作品はどれも読みやすいと思います。

そして何よりも物語が面白い。

この『聖夜の贈り物』は短編集でもあるし内容もとても読みやすいです。普段本なん

か読まないという人でも気楽に読めると思います。

 

Xmas前に一度読んで泣いてみませんか。 

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