たまには読書でも

いろいろ綴ります

論語を読む?

 

こんにちは

 

タツが恋しい季節になりました。

日本にはコタツがあるって世界に自慢できますよね。

タツにミカン、日本の冬の定番ですよ。

 

しかし、このコタツが魔物で入ると睡魔が襲ってくるんです。

受験生には悪魔の暖房器ですね。

受験生以外には、聖母の暖房器です。

 

話しは変わりますが、皆さんは論語を読んだ事はありますか?

わたしは、一通り目を通したことはありますが、内容が入ってきませんでした。

難しいというよりは、ストーリー性がないからどういう場面で使われるものなのかが

イマイチつかめませんでした。

 

そんな時に見つけたのが

論語物語』 下村湖人 著

これの何がいいかというと、ストーリーになってるってことです。

湖人が、孔子はこんな時にこの言葉を使っただろう事をうまくストーリーにしている。

 

時代背景的にわかりにくい場面もあるけど、思想的には時代を関係なく今でも十分

通用するものです。

 

論語として一部を切り取って羅列してる本に比べれば、状況、感情を掴めて入って

きやすいです。

論語を読んでみたいって思ってる人は、この本から読んで『論語』に移っていったほうが絶対オススメです。

 

論語ぐらい読んでおかなければって思ってる人はかなりいると思いますが

なかなか手が出ないでいるんじゃないですか?

 

そんな人達に『論語物語』を勧めたい。

気負わずに、小説を読む感じで読み進められるので、似たような場面に出会った

時に、そういえば孔子はこんな時こう言ってたなってフッと思い出しやすいんじゃ

ないでしょうか。

 

下村湖人は生涯、論語を学んだ人ですので的確にそして匠に章句を使っています。

実際に、孔子や弟子たちがこんな会話をしていたんだろうなと想像できます。

 

文語を使わず現代語で書いているので普通によみやすい。

きっと気に入った章句がみつかりますよ。