朝ドラから村岡花子の赤毛のアン
こんにちは
スッキリしない天気です。
さあ一週間の始まりです、張り切って仕事に行きましょう。
とはいってもやっぱり週の初めは憂鬱な人が多いのではないでしょうか。
そんなわたしもその一人です。職場を通り過ぎてどっか行こうかと時々考える時があります。実際にやったことはないですが…度胸がないもので。
ちょっと憂鬱な朝は、朝ドラ観て元気になりましょう!
時間的に観られる人は限られるかもですが。
わたしも週に1,2回ぐらいしか見る機会はないですが、観ているとなかなかおもしろいです。
ある本を読むきっかけになった朝ドラがあります。
その朝ドラが『花子とアン』です。
花子とアンを観て『赤毛のアン』を読んでみたくなったんです。単純です。
続きを読む児童文学を読んでみよう
こんにちは
あなたは子供の頃読んだ本って覚えてますか?
私はあまり覚えてません。
覚えてないというよりもあまり本なんて読んでなかったような気がします。
感想文の宿題とかあったときなどにしょうがなしに読んだ記憶があります。
何を読んだかも覚えていません。
中学生ぐらいの時に友達に勧められてツルゲーネフの『初恋』を読んだ記憶があります。
その時は面白いと思ったのは覚えていますが、内容をほぼ覚えてません。
背伸びをして難しそうな本を読もうとしたときもありました。
『カラマーゾフの兄弟』とか『ツァラトゥストラはかく語りき』とか。もちろん挫折しました。
その時の私には難しすぎました。(今でもかも)
ほんとに面白いと思って本を読み始めたきっかけは、赤川次郎の小説からだったと思います。
読みやすかったのもあるし、ストーリーもわかりやすかったというのがあったとおもいます。
でもその前のよんでおくべき本があったんです。
児童文学です。
最近になって、『赤毛のアン』や『秘密の花園』を読んでみたんです。
少女小説というイメージもあったので敬遠してたのかもしれません。
はっきり言って「おもしろい」です!
もっと早く読んでいればよかったと思いました。
読んでみようと思ったきっかけは、宮崎駿の『本へのとびら』という本です。
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日本人必読の名著
こんにちは
昨日はテレビで天皇の即位パレードを見ていました。すごい人のようでしたね。
折角行ったのに見られなかった人たちも大勢いるみたいでしたね。でも、テレビで見るのとは違い空気感は感じられたのではないでしょうか。そして、警護に奮闘された皇宮警察及び警察の方々もお疲れさまでした。何事もなくてよかったですね。
今回は本田静六氏の『私の財産告白』をちょっと語ってみたいと思います。
本田静六氏は、1866年に埼玉に生まれ、後に植林、造園、産業振興など多方面で活躍し明治神宮の造林などの業績を残してる方です。そして、独自の生活哲学を実践して莫大な財産を築いた方でもあります。
まずこの本に書いてる事は現代でも通じる当たり前の事が書いてあります。
「貧すれば鈍する」という、人は貧乏してくると自分自身が苦しいだけでなく、義理をかき、人情をかき、したがって恥をかく俗にいう「三カク」になってくるという。
人はどこかで貧乏しなければならないなら、若いうちにしたほうがいい。
本田静六氏は給料の四分の一を貯蓄し、そして投資。
これは、現代でももちろん通用することではないかと思います。しかし、貯蓄はともかく投資となると尻込みする人は多いと思います。でも、今の銀行の利率を見ると0.2%ととても預けておいても微々たる利子しか付きません。投資は仕方さえ間違わなければ銀行より利率はいいと思います。
本田氏は貯金で雪だるまの芯を作り投資で大きくしていったみたいです。あくまで投機ではなく投資でを強調されてます。
貯金で増やせた時代もあったようですが、今は預貯金だけでは目に見えて増えることはないと思われます。政府もNISA(非課税投資)などを導入などしてるみたいなのでこの先預貯金の利率がそれほで期待はできないのではと思います。
但し、投資で私も含め素人がやるには原則「卵はひとつのザルに入れるな」です。
投資の世界では有名な言葉のようで、株を買う時は一点集中ではなく分散して買ったほうが安全ですよということみたいです。この本で本田氏も言ってます。
とにかく、収入が支出を上回る仕組みを作るように家計を見直さないと、芯の預貯金ができないと本末転倒ですので。
『私の財産告白』は、当たり前の事が書いているようで、当たり前の事ができないでいる自分にとって痛烈に刺さりました。もっと早く出会っておきたかった名著です。
若い人達に読んでもらいたいし、中学生、高校生の子供がおられる方はお子さんに是非勧めて上げて欲しい一冊です。
年がいってる方は…「なんで自分は当たり前の事をできなかったんだろう」と反省してみてください。
最高の人生哲学書です。
海外ファンタジーを超える『精霊の守り人 』
上橋 菜穂子(うえはし なほこ、1962年7月15日 - )は、東京都生まれの児童文学作家、ファンタジー作家、SF作家、文化人類学者。
2014年に国際アンデルセン賞を受賞。
日本児童文学者協会会員。父は洋画家の上橋薫[1]。
このシリーズには二人の主人公が存在する。一人は、幼い頃に実父を殺され、父の友人ジグロに育てられた娘バルサ。
身を守るためと父の敵討ちを誓い短槍の使い手に、用心棒の『短槍使いのバルサ』として生きてきた。
そしてヨゴ皇国王二の妃の子で精霊の卵を体内に宿したことで、王である父と確執がうまれ命さえ狙われてしまったチャグム皇子。
この二人が出会う場面から物語は始まる。
ヨゴ皇国を訪れたバルサが川に流される皇子チャグムを助ける。
お礼にとチャグムの母第二の王妃に招かれたバルサが、王妃に皇子を連れ出し守ってくれるように頼まれる。
幼いチャグムを王の追っ手から守りつつ、卵を狙う怪物からも体内に宿した精霊の卵をも守らなければならない。
ナグユと呼ばれるもう一つの世界とこの世との繋がり、バルサの活躍、チャグムの運命は・・・。
『・・・守り人』はバルサのストーリー、『・・・旅人』はチャグムのストーリーになっている。
トロガイやタンダなどバルサを助ける周りの人達の関わりも重要な存在になっている。
もともとは児童文学の形をとって発売されたみたいですが、上橋菜穂子さんも特に児童文学のつもりで書いてはいないようです。
このストーリーと世界観の完成度はじゅうぶん大人向けの物語でもある。
単なるファンタジーではなく、どこかの国の歴史小説と感じてしまうぐらいの完璧なまでのストーリーには脱帽ものです。
私は『精霊の守り人』を読み終えてすぐ『闇の守り人』を読み始めました。
私はやっぱり強いものに憧れます。
娯楽としておおいに楽しめるストーリーです。
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