たまには読書でも

いろいろ綴ります

認知症の予防

こんにちは

 

 

 

 

最近、時々人の名前が出てこない時がある。

ボーッと生きてるからかも知れないが、もしや認知症なんてことも、ちょっと心配に

なってくる。

 

TVを観ていて、タレントの名前が出てこない、顔はわかるんだけれど名前が思い出せ

ないときが度々ある。

そんな時見つけた本が『人の名前が出てこなくなったときに読む本』。ストレートな

タイトルだ。

 

中高齢者に多く見られる名前記憶の低下は認知症の注意信号。

記憶は興味のあるところにのみ生ずる。

年齢を重ねていくうちに次第にいろいろな事に興味を失くしていく、興味がなければ

記憶も生まない。

 

生まれないままに放置していれば、次に意欲が低下する。

意欲がなくなると思い出そうの努力もなくなる。

ここまでくれば、認知症はすぐそこ。

最近は若い人でも認知症になる人が増えてるようだ。

 

名前と比べて顔は何故忘れ難いのか。

過去に人が集団生活を始めた頃にして、仲間を見分ける必要があったからではないかと

思われているらしい。

名前は覚えなくても顔を覚えていれば生活には困らなっかんだろう。

 

単なる度忘れならいいが、認知症だったら早めに手をうっておかなければ大変なことに

なる可能性がある。

 

ではどうすればいいか。

脳そのものを活性化させる。

脳細胞の活性化には酸素が最重要、脳の最大の弱点は酸素の欠乏で脳細胞は20秒の酸

欠で参ってしまう。

 

酸素を供給するには血液の循環をよくすること。

血液の循環をよくするにはなんと言っても軽い運動です。

激しい運動ではなくあくまで軽い運動です。

軽い屈伸運動や踵上げ程度でもいいのでふくらはぎやお尻の筋肉など下半身を鍛えると

血液の循環がよくなるようだ。

 

筋肉運動するとマイオカインという若返りホルモンが分泌されて、筋力はもちろん骨力

も向上、抗炎症の向上、脂肪細胞での脂肪の分解、血糖代謝、認知機能、動脈硬化

どの改善、免疫力アップ、肌の若返り、などなどに効果があるようです。

 

そして、食事はどうするのがいいか。

こちらは消化器系の時とは逆に一日3回を推奨してるようだ。

脳は大量の栄養分を必要とするので一日一回や二回では栄養不足になりがちになるので

脳に関しては一日3回がいいようです。

 

血糖値には注意しなければならない。

糖尿病は認知症の原因にもその他の病気の原因にもなり得るので血糖値はあまり上げ

ないようにしたい。

 

では、血糖値が高い人はどうするか。

食後の運動です。食事をすると消化器に血液は集中して消化に専念することによって

血糖値スパイク(血糖値の急上昇)を起こす。

血液を消化吸収に集中させないように、食後に軽い運動をして糖の吸収を遅らせる。

 

高血圧は、やはり塩分を控えることは一番。

次は、いつもニコニコ生活で副交感神経が働きだし、血管が拡張傾向になり抵抗性が

下がり、心臓ポンプも低圧力で血液を送り出せるので血圧がさがる。

 

しかし、なにより大事な事はいろいろなことに興味を持ち、挑戦していくのが一番の

物忘れの予防になるのではないかと自分では考えている。

喜怒哀楽は大事でいつもニコニコ生活はいいけどたまには怒りの大事だ。

著者も怒りはやる気から生まれると言っている。

 

最近物忘れが多いなと感じたら、軽い運動と何か趣味を持ってみるといいかもしれま

せん。

ボーッと生きてるとチコちゃんに怒られるだけじゃなく、取り返しのつかないことに

なるかもしれませんよ。

 

 

 

 

 

銀河鉄道の夜と宮沢賢治

 

こんにちは

 

大荒れの天気もやっと落ち着いた。

1月とは思えないくらいに気温は高い、温暖化のせいなんだろうね。

 過ごしやすいことは過ごしやすいんだけどね。

 

地球ば滅亡か人類滅亡するのか。

銀河鉄道999のような汽車があれば住みたい星に行けるのにね。

 

突然だけど銀河鉄道999って何故SLなんだろうね。

SLのほうが電車よりロマンがあるからかな。

 

宮沢賢治銀河鉄道の夜でジョバンニとカンパネルラが乗ってるのは電車のようだ。

ストーリーの中でジョバンニが「この汽車石炭をたいていないねえ。」と言っている。

それに対してカンパネルラが「アルコールか電気だろう。」と返しているところから

宮沢賢治が描いてる列車は花巻電鉄、通称「花電」らしい。

↓花巻電鉄(幅がかなり狭い)

 

確かに見た目、雰囲気からしても電車よりはSLのほうがファンタジックな感じがする

かも。

煙を吹き出し蒸気を吐き出して胸に響くなんとなく哀愁のある警笛を鳴らしながら走

る姿は、時代や次元を飛び越えた異世界的な感じがする。

 

しかし賢治はあえて電車を描いた、賢治の時代は電車はまだ出始めの新しい乗り物。

鉄道好きの賢治は新しい物に対しても興味を持ち夢を見ていたのではないだろうか。

未来に電車は星々を旅できる乗り物になるのではないかと、遠い未来を夢見ていたの

かもしれない。

 

因みに、この銀河鉄道の夜の電車には、あの豪華客船の乗船客ではないかと思われる

人々が乗ってくる。

 

「あなた方はどちらからいらっしゃったのですか…」の質問に青年が「いえ、氷山に

ぶつかって船が沈みましてね…」という会話がでてくる。

そう、豪華客船タイタニック号の乗船客である。

 

多分、賢治は当時最新で不沈船と言われたタイタニック号の沈没で大勢の人々が亡く

なった事に衝撃を受けたに違いない。

そして、どうしてもこの電車に乗せてあげたかったのだろう。

 

視点を変えて読んでみるとまた、違う楽しみ方ができる。

銀河鉄道の夜という題名は知っていても、読んだことのない人もいると思う。

読んだことのある人も視点を変えて読んでみると、何か発見があるかもしれない。

 

方言を使っていて読み難い作品も多々あるけど、わざわざ方言を使って書いた作品には

方言でしか描けないその物語の背景があるのだろう。

賢治の書いた作品は、詩「雨にも負けず」の気持ちがベースになっている。

そんな気がする。

 

賢治の自分以外の人を優先する気持ちを感じながら、また賢治の作品を読んでみよ

うと思う。きっと物語をもっと身近に感じることができると思う。

 

 

 

本物の教養を身につける

 

こんにちは

 

今日は天気はよかったけど寒い一日でした。

空気も乾燥してるので風邪には注意したいですね。

火の用心も忘れずに。

 

突然ですが、あなたは教養人ですか?

教養とは何か考えたことはありますか?

教養と言われても漠然としていて私はうまく説明できません。

 

『本物の教養』 出口治明

の「はじめに」でココ・シャネルが言った言葉が載っています。

 

「私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている花の

名前を一日に一つぐらい覚えることができる。一つ名前を知れば、世界の謎が一つ解

けたことになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ、人生は楽

しく、生きることは素晴らしい」

いいこと言いますよね。さすが世界のシャネルの創始者だ。

 

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一つの事を知ればその一つからいろいろなことが見えてくる。そう考えればいいの

かな。

例えば、いつも通っている道端に咲いてる花の名前を知ったとする。すると、その花

のことを題材にしている詩や文の意味が見えてきたりする。

 

一つの事を知ることは小さい事だがそこからいくらでも大きくなるんです。

でも、一つのことを知ってそれで終わりでは教養など身につかない。

例えで話した花の名前の事でも、花の名前は知っても、それを使っている詩も文も知

らなかったら、知ることもなかったら一つは一つでしかないんです。

こんな感じのことなんだと自分なりに解釈してます。

 

出口氏は「教養とは、人生におけるワクワクすること、面白いことや、楽しいことを

増やすためのツールです」と言ってます。

そして、自分の人生をより彩り豊かにするためのものだと思うと。

要するにいろいろな事に興味を持ったほうが面白いよってことかな。

 

松下幸之助も言っています。

「学ぶ心さえあれば、万物すべてこれ我が師である」と。

学校の勉強はもちろん大事だが、学ぶ気があれば道端に落ちてる石一つからだって何

かを学べるんです。

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歴史にしても学校で教えてくれるのはほんの一部だけです。

そこから興味を持ってもっと掘り下げて学ぶことが、教養を身に付けることなのではな

いかと思います。

 

 今の時代、知らなしことはネットで調べればいくらでもでてきます。全て正しいこと

かはまた調べなきゃないですけど。ネットはフェイクも多いので注意。

 

小さい子どもみたいにいろいろな事に疑問を持って知ろうとすることが大事なのだと

感じます。

 

それが全てではないですが、わたしは先人からいろいろ学ぼうと思って本を読んで

ます。

なかなか同じようにすることは無理ですが(本を残してる人のやることはスケールが

違いすぎて)、参考にすることは出来ると考えてます。

 

これからも学ぼうとする気持ちは持ち続けていきたいと思ってます。

あなたはどうですか?学べてると思いますか?そして学ぼうとしてますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

大人のグリム童話

こんにちは

 

ここ何日か暖かい日がつづいてますね。

このまま春が来て欲しいです。

こんな暖かい日は外を散策するのが好きです。見慣れた場所でも何か新しいものを発見

することはがあるんですよね。こんな所にこんなのあったんだってことが時々あるん

です。

 

それが家の中でも時々おこるんですよ。

珍しく本棚を整頓していたら、因みに本棚に入ってる本の数はおよそ200冊ぐらいで

入りきらないで散らかっているのが300冊ぐらいあります。数えたことがないので

正確な数はわからないんですけどね。

 

もっとデカイ本棚買えよって話しですが、そんなに広い部屋でも家でもないんで我慢

してます。

そんな小さい本棚を整理していたら、奥の方から『グリム童話』がみつかったんです。

と言っても普通のグリム童話じゃないですよ。

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論語を読む?

 

こんにちは

 

タツが恋しい季節になりました。

日本にはコタツがあるって世界に自慢できますよね。

タツにミカン、日本の冬の定番ですよ。

 

しかし、このコタツが魔物で入ると睡魔が襲ってくるんです。

受験生には悪魔の暖房器ですね。

受験生以外には、聖母の暖房器です。

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聖夜の贈り物

 

こんにちは

 

今年も残すところ3週間ですね。

早いような、寂しいような…。

 

その前にXmasですね。

特に予定はないですし、普通に仕事なのでなんの期待もないですが、クリスマス・キャロルが流れるとなんかワクワクしますよね。

 

そんな聖なる夜に読みたい物語があるんです。

 

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児童文学の秘密の花園への扉

 

こんにちは

 

今日は昨日とは一変して青空が広がってます。

この時期の快晴はとても気持ちがいいです。

まさしく小春日和ですよね。とっても温かいです。

 

こんな時休日なら外に出て自然の中を散歩すると気持ちがいいでしょうね。

小川のせせらぎを聞きながら紅葉狩りなんて最高じゃないですか?

想像しただけで仕事休んでしまいそう。

 

今日は『秘密の花園』を呟きたいと思います。

また少女小説かと言わないでください。

少女小説には優しさを教えてもらえるんです。

 

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